月商800万!YouTube×LINEのマーケティング戦略と成功事例をプロに聞いてみた【株式会社FancyWebmate 中上雄翔様】

本記事では、YouTubeチャンネルの「再生」を「売上」に変える、LINEマーケティングを組み合わせた実践ノウハウを詳しく解説します。

お話を伺ったのは、LINEを起点としたWebマーケティングの設計・運用を強みに、これまで200社以上の企業を支援してきたFancyWebmate株式会社代表・中上雄翔氏。BtoCはもちろん、BtoB領域でも成果を出している実力派マーケターです。

また、同社は動画台本の制作や編集、シナリオ設計、LINE登録特典の企画まで一貫して対応。希少なLINEマーケティングパートナーとして、他社と一線を画しています。

YouTubeとLINEという2大チャネルをどう連携させ、どう“売上導線”に変えるのか?StockSun認定パートナーでもある中上氏が、成功の裏側とリアルなノウハウを語ります。

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LINEマーケティングとは?Lステップとの違い

中上さん:LINEマーケティングは、すでに獲得している認知を、“売上”につなげるための中継地点のような役割を担う施策です。たとえば、YouTubeで動画を配信することで興味を持ってもらえても、購買や問い合わせといった直接的な成果にはつながりにくいんですよね。そこで、LINEを「接点」として挟み込むことで、視聴者を購入・相談・資料請求といった次のアクションへスムーズに導く導線を構築できます。

鳥屋:最近は「Lステップ」という言葉もよく耳にしますが、これは公式LINEとはどう違うのでしょうか?

中上さん:Lステップは、公式LINEをより便利にするための拡張ツールです。公式LINEは基本的に、一斉配信や個別チャットなどの情報発信機能がメインです。Lステップを使えば、セグメント配信や流入経路の分析、回答フォームの設置など、より高度なマーケティング設計が可能になります。

LINEマーケティングとは?

鳥屋:ちなみに、Lステップ以外にもそういったLINEマーケティングツールはあるのでしょうか?

中上さん:はい、いくつかあります。たとえば、「L Message」や、ECに特化した「ECAI」、実店舗に特化した「Repitte」などが代表的ですね。ただ、広く使われているのはLステップです。まずはLステップをしっかり使いこなせるようになれば、ほかのツールへの応用もスムーズだと思います。

BtoBでも成果が出る!LINE活用の新常識

鳥屋:LINEマーケって、どうしてもBtoC向けの印象が強いんですが、実際にBtoBでも効果はあるのでしょうか?

中上さん:おっしゃる通り、以前は「LINEマーケ=BtoC」というイメージが強かったですね。しかし現在では、BtoBの現場でもLINEが積極的に活用されるようになってきています。たとえば、YouTubeチャンネルを起点にLINE登録を促し、その後に営業担当者が連絡を取るといった導線は、BtoBでも十分に機能します。

鳥屋:なるほど。では、BtoBにおけるメールマーケティングとLINEマーケティングの違いはどこにあるんでしょうか?

中上さん:大きな違いは、LINE上でやり取りが完結できる点ですね。たとえば、Lステップの回答フォーム機能を使えば、LINE内でメールアドレスや電話番号を取得できます。また、外部ツールと連携すれば、LINEとメールの両方から同時にメッセージを配信することも可能です。LINEは日常的に使われるツールなので、開封率や反応率が高い傾向にあるんです。なので、ナーチャリング(顧客育成)や通電率(※)の向上にも効果的です。

※通電率:営業活動などで顧客に電話がつながる確率

鳥屋:YouTubeの概要欄などに、ホワイトペーパーとLINE、それぞれのリンクを載せるケースもありますが、どちらを優先すべきなんでしょう?

中上さん:どちらか一方に絞るのではなく、両方を掲載することが大切です。LINEを活用すると、新しい層にアプローチできる可能性があります。一方で、じっくりと情報収集したい方や社内で検討資料が必要な方には、ホワイトペーパーのような形式のほうが適している場合もあります。

鳥屋:つまり、複数の接点を持つことで、より多くの人に自社のサービスや情報を届けられるということですね。

中上さん:まさにその通りです。

タイミングや初期費用は?LINE導入前に知っておくべきリアルな話

鳥屋:YouTubeの立ち上げ初期で、まだ再生回数が少ない段階でも、LINEマーケティングを導入するメリットはあるのでしょうか?

中上さん:はい、予算にある程度の余裕がある場合は、初期段階からLINEを導入するのが理想的ですね。というのも、LINEの登録者は時間とともに少しずつ増えていくものなので、早めに仕組みを整えておけば、後々のリマーケティングが非常にスムーズになるんです。

また、早期から体制を整えておくことで、成果が出たときに一気にスケールしやすくなる。その分、売上の伸びしろも大きくなります。とはいえ、初期費用や運用コストがかかるのも事実なので、資金に余裕がない場合は、YouTubeチャンネルがある程度成長してから導入するという判断でも問題ありません。

鳥屋:LINEマーケティングの初期費用は、どのくらいが一般的な相場なのでしょうか?また、導入に踏み切るためには、どれくらいの資金的余裕が必要になりますか?

中上さん:初期設計の費用としては、おおよそ100万円前後が一般的な相場です。

加えて、YouTube運用が軌道に乗るまでの期間(3か月から長くて1年ほど)は、150〜200万円程度の赤字を一時的に許容できるかどうか。

これが一つの判断基準になると思います。また、パートナーとなる業者の選定も非常に重要です。同じ「100万円」という金額でも、リッチメニューだけを作って終わりというケースもあれば、戦略設計から全体の構築まできちんと対応してくれるところもあります。

リッチメニューとは

費用の内訳や提供内容については、契約前にしっかりと説明を受けて、納得のいく形で依頼することをおすすめします。

FancyWebmateはここが違う!他社と一線を画す施策

FancyWebmateはここが違う!他社と一線を画す施策

鳥屋:FancyWebmateでは、LINEマーケティングの一環として「限定動画の制作」まで対応されていますよね。ここまで踏み込んで取り組む理由を教えてください。

中上さん:一言で言えば、テキストよりも動画のほうが圧倒的に「伝わる」からです。たとえば、サービスの強みや商品の魅力を文章で説明するよりも、動画で「見せる」ほうが、ユーザーの理解や納得感は段違いに高くなります。

鳥屋:とはいえ、動画って構成を考えたり台本を作ったりと、かなり工数がかかる印象があります。

中上さん:おっしゃる通りです。だからこそ、そこまで対応できる会社って少ないんですよ。僕たちは、成果が出る動画の“型”をあらかじめ用意しており、そこにヒアリングを通じて得た情報を当てはめながら最適な形に仕上げていきます。

鳥屋:実際、どういった業種に対応できるのでしょうか?

中上さん:これまでに200社以上の企業支援を行ってきましたので、BtoC・BtoB問わず、不動産業界や車業界、IT業界など幅広い業種や商材に対応可能です。業界によって訴求ポイントやユーザーのニーズは異なりますが、私たちにはその違いを踏まえたうえで構成提案やクリエイティブの設計ができる強みがあります。そういった意味でも、初めての方にも安心してお任せいただける体制が整っていると自負しています。

【YouTube×LINE成功事例①】:オンライン講座支援で月商800万円達成

【YouTube×LINE成功事例①】:オンライン講座支援で月商800万円達成

鳥屋:YouTubeとLINEを組み合わせたことで、売上が大幅に伸びた成功事例があれば教えてください。

中上さん:代表的なのはオンライン講座の事例ですね。YouTubeからLINEへ誘導し、そこから個別アポイントにつなげる導線を設計しました。その結果、月商800万円を達成し、月500万円を下回ることがない水準まで、YouTube×LINEの組み合わせで売上を引き上げることができました。

鳥屋:オンライン完結型のサービスだからこそ、YouTubeやLINEとの相性が良かったということでしょうか?

中上さん:そうですね。オンラインで完結するビジネスモデルは、デジタルチャネルとの親和性が非常に高いです。なかでも、YouTubeとLINEを連携させた導線設計は、特に効果的でした。

鳥屋:その成果って、やっぱりLINEを導入したことが大きかったんでしょうか?というのも、YouTube動画がしっかり作られていれば、それだけでも成果が出るのでは?と、個人的に少し気になっていまして。

中上さん:実際、LINE活用の効果は非常に大きかったですね。YouTubeだけだと、「動画を見て終わり」になってしまうケースが多いのですが、LINEに登録してもらうことで、視聴者との関係を継続的に築けるようになります。

今回のオンライン講座の事例では、まずLINE登録時に限定特典を用意しました。その後、セールス目的の動画をLINEで配信し、商品やサービスへの理解・共感を深めていただく流れを設計しました。こうした一連の流れが、個別相談につながり、成果につながっています。

【YouTube×LINE成功事例②】:BtoBでも成果あり!登録者の10%が問い合わせに繋がったLINE導線

BtoBでも成果あり!登録者の10%が問い合わせにつながるLINE導線

鳥屋:BtoB領域でも成果が出ているとのことですが、具体的な事例を教えてもらえますか?

中上さん:はい。たとえば自社のYouTubeチャンネルでは、LINEを導線に組み込むことで、毎月200〜300万円の売上が安定的に出ています。また、他社の支援事例でも、YouTubeからLINEに誘導し、登録者の約10%が個別問い合わせにつながっているケースもあります。

鳥屋:それはすごいですね。ちなみに、問い合わせを待つだけじゃなくて、こちらからアウトバウンド的に動くようなアプローチもしているのでしょうか?

中上さん:はい、まさにそこがポイントで。LINE登録者の約半数から電話番号やメールアドレスを取得できているため、こちらからアウトバウンド営業をかけることも可能です。

「問い合わせを待つだけでなく、こちらから動ける仕組み」をあらかじめ組んでおくことで、商談の機会を最大化できています。

毎月200~300万円の売上を安定的に出している中上さんのYouTubeチャンネル

【YouTube×LINE成功事例③】:不動産業界支援で商談化率約40%を実現

不動産業界支援で商談化率約40%を実現

鳥屋:僕たちが一緒に取り組んだ不動産業界のチャンネル支援についても、詳しく教えていただけますか?

中上さん:はい。不動産業界のチャンネルでは、地域情報に関心のあるユーザーをしっかり絞り込み、LINE登録へと誘導する導線を設計しました。その結果、LINE登録者の約40%が個別アポイントにつながるという、業界平均を大きく超える成果が出ています。

鳥屋:不動産業界で商談化率が10%あれば良いほうとされるなかで、40%はかなりの成果ですよね。なぜ、そこまでの結果が出せたのでしょうか?

中上さん:要因は大きく2つあると思っています。まず1つ目は、動画コンテンツを使ったナーチャリング(顧客育成)と、シナリオ配信によるフォロー設計がしっかり機能したことです。ユーザーの関心やフェーズに応じて情報を届けることで、自然な流れでアポイントにつなげられました。

もう1つは、ターゲット設定を「誰に」「どのエリアで」と明確にセグメントしたことですね。情報に興味があるだけの層ではなく、実際に物件購入や相談の意志がある人に絞ってLINEへ誘導できたことが、高い商談化率につながったと考えています。

LINEは万能じゃない?導入企業が陥りがちな落とし穴とは

鳥屋:LINEマーケティングを進めるうえで、注意すべき点はありますか?

中上さん:最大の注意点は、「LINEに頼りすぎないこと」です。LINEは非常に効果的なツールですが、だからといって既存の導線をすべてLINEに置き換えてしまうと、本来リーチできていた顧客層を逃してしまう可能性があるんです。

LINEはあくまで「手段の一つ」。メール、フォーム、電話、ホワイトペーパーなどほかチャネルと組み合わせて使うことが大切です。

鳥屋:なるほど。実際に失敗した経験などはありますか?

中上さん:ありますね。過去にLINEを中心に全体の設計を組みすぎたことがありました。その結果、全体の反応率が低下してしまったんです。そこから、LINE単体に依存しすぎず、導線設計のバランスを取る重要性を学びました。

まとめ:YouTube×LINEは“売上を生む導線”として設計する

本記事では、YouTube×LINEという2大チャネルを活用し、視聴を売上につなげる実践的なマーケティング戦略について、中上雄翔氏(FancyWebmate株式会社)へのインタビューを通してご紹介しました。

LINEは「誰もが使うプラットフォーム」でありながら、単なるメッセージツールではなく、顧客との接点を維持し、購買や問い合わせへと自然に導く“売上導線”として設計できる強力なマーケティングツールです。

ただし、LINEはあくまで手段のひとつ。LINEだけに偏るのではなく、YouTubeや既存のコンテンツと組み合わせて活用することで、その効果は最大化されます。

導入タイミングや初期費用に不安がある場合でも、まずは無料相談で現状の課題や可能性を整理することから始めてみてはいかがでしょうか?

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株式会社BIRDY(バーディ)は、東京都新宿区を拠点に活動する企業専門のYouTube運用代行・動画制作・コンサルティング会社です。戦略設計から法人チャンネル立ち上げ、撮影・編集、内製化支援まで一気通貫で対応できる日本でも数少ないパートナーとして、上場企業複数社を含め、累計120社以上のYoutube支援・10,000本以上の動画を企画・制作してきました。

代表の鳥屋自身が実際に運用してきたYouTubeチャンネルの知見を活かし、机上の理論ではなく“実戦ベース”で成果を出せるサポートを提供。ビジネス系チャンネル・法人チャンネルのノウハウは日本トップクラスです。マーケティング×制作の両軸から企業YouTubeを成功へと導きます。

弊社も今回の記事で言及したLINEとの掛け合わせに関しても数多くの知見がたまっており、YouTube×LINEで効果を最大化させるご提案が可能です。

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