2025.07.04
企業YouTube運用代行業者の裏側。年商1.5億円の事業を辞めて、なぜAIスクールを始めたのか?【株式会社エヌイチ 奥山幸生様】

本記事では、YouTube運用代行のリアルな実態と成功の裏側を詳しく解説します。
お話を伺ったのは、株式会社エヌイチ代表・奥山幸生氏。
登録者1,000〜3,000人規模のYouTubeチャンネルから月間40件以上の問い合わせを安定的に生み出し、年間5億円規模の売上に貢献するなど、驚異的な成果を生み出してきた実力派です。
現在は事業の軸を生成AI分野へと移し、「ChatGPT道場」などを通じて、AI活用スキルの普及にも注力されています。
本記事では、奥山氏がどのように戦略設計・運用体制の仕組み化・人材育成を行い、高い成果を継続して実現してきたのかを、事例とともに紹介します。
YouTube活用を検討している企業様はもちろん、動画ディレクターや運用支援に携わる方にとっても、今すぐ現場で活かせるヒントが詰まった内容です。
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今さら聞けない!YouTube運用代行の仕事内容とは?

奥山さん:YouTube運用代行とは、企業がYouTubeを通じて集客・採用・ブランディングを行いたいときに、チャンネルの企画設計から撮影・編集・投稿・効果測定までを一貫して代行するサービスです。
鳥屋:具体的には、どのような支援が含まれるのでしょうか?
奥山さん:主な支援内容は、次のとおりです。
- チャンネルコンセプトの策定
- 動画コンテンツの企画立案
- 構成案や台本の作成
- 撮影および現場ディレクション
- 動画編集・デザイン調整
- サムネイル作成・タイトル設定
- 投稿設定(概要欄・タグなど)
- アナリティクスによる効果測定と改善提案
これらを包括的に支援することで、社内にクリエイティブ人材がいなくても成果を出せる体制を構築します。
鳥屋:「何から始めたらいいかわからない」「社内に動画制作のノウハウがない」といった課題を抱える企業でも安心ですね。
奥山さん:そうですね。YouTube運用代行の会社によっては、必要に応じてインフルエンサーとのコラボ企画やキャスティング支援まで対応してくれるところもあります。
【成果事例①】地方工務店で年商5億円に貢献!YouTube運用が生んだ驚きの成果
- 登録者
- 0万人
- 受注額
- 0億円~
- リード獲得
- 0件
※チャンネル開始1年後の成果
鳥屋:過去にYouTube運用を支援されたなかで、特に印象に残っている成果事例があれば教えてください。
奥山さん:中部地方にある工務店さんのYouTube支援が印象深いですね。
チャンネルの立ち上げから伴走し、登録者数5万人規模のチャンネルへと成長しました。
YouTube経由での問い合わせは月に50~100件ほど発生していて、年間で約5億円規模の受注に貢献できたんです。

鳥屋:それは驚異的な成果ですね。どのようにして、そこまでの反響につながったのでしょうか?
奥山さん:動画視聴をきっかけに、内覧会や相談会といったオフラインのイベントに参加してくれる方が多かったんです。
住宅購入を考えている地元の方たちが、YouTubeで会社やスタッフの雰囲気を知って、「この会社に相談してみよう」と思ってもらえたんだと思います。
鳥屋:視聴からリアルな接点へと自然につながったことで、最終的な受注にもつながりやすくなったんですね。
【成果事例②】登録3,000人以下でも月40件超!バズらず売れるYouTube戦略
鳥屋:登録者数が少ない段階でも、しっかり反響が出ていたケースがあるとお聞きしました。
奥山さん:はい、自社で運営していた「Lugiaチャンネル」では、登録者がまだ1,000〜3,000人台の頃でも、毎月コンスタントに40件ほどのお問い合わせをいただいていました。

鳥屋:それはすごいですね。ちなみに、当時案内されていたのはどのようなサービスだったんですか?
奥山さん:年間500〜1,000万円ほどのYouTube運用コンサルティングです。いわゆるBtoB向けの高単価サービスですね。
鳥屋:その価格帯でも、YouTube経由でしっかり反応があったんですね。チャンネルの再生数はどれくらいだったのでしょう?
奥山さん:月間で5〜10万回ほどです。特別バズったわけではありませんが、視聴ターゲットが明確だったのがポイントです。
視聴者は、「YouTube活用に課題を感じている法人の担当者や経営層」に絞り込んで発信していました。だからこそ、再生数に頼らずとも反応率が高く、問い合わせにつながりやすい状態をつくれたと思っています。
YouTubeだけに頼らない賢い集客術

鳥屋:Lugiaチャンネルを通じて多くのYouTubeコンサルティングの問い合わせを獲得されたとのことですが、実際にはどんな企業からの相談が多かったのでしょうか?
奥山さん:かなり幅広かったですね。個人事業主の方から、年商が兆を超えるような上場企業までさまざまでした。特に多かったのは、年商10~50億円規模の中堅企業ですね。
鳥屋:初期は、YouTube以外のチャネルも活用されていたそうですね?
奥山さん:はい、最初の段階では複数のチャネルを組み合わせて、安定的に見込み顧客との接点を作っていました。
具体的には、次のような施策を並行して行っていました。
- 友人である教育系YouTuberのチャンネルへの広告出稿
- SEO記事の作成による検索流入の獲得
- X(旧Twitter)での情報発信
- 既存顧客へのアップセルや紹介
鳥屋:チャネルごとに役割を明確にしながら、全体設計された集客戦略だったんですね。
ゼロからチームを育てる!動画編集者を即戦力に変える育成ノウハウ
鳥屋:YouTube運用を事業として展開するうえで、体制づくりも重要なポイントだったと思います。人材の育成は、どのように進めていったのでしょうか?
奥山さん:100人規模のオンラインサロンを運営し、実践を通じて人材を育成していました。編集スキルを身につけた人を、ディレクターやPM(プロジェクトマネージャー)としてステップアップさせていく育成設計でした。

鳥屋:そうした育成の仕組みが、YouTube運用で年商1.5億円を達成する事業の基盤になっていたわけですね。
奥山さん:おっしゃるとおりで、特にこの業界では技術だけでなく、顧客対応ができるかどうかがすごく重要なんです。
編集スキルに加えて、お客様とフロントでやりとりできる人材まで育てることで、僕自身が営業や企画、全体設計に集中できる体制が整っていきました。
年商1.5億円のYouTube事業をなぜ手放した?奥山氏が語る方向転換の理由
鳥屋:YouTube運用の事業が軌道に乗っていたなかで、なぜ生成AIの領域へシフトされたのでしょうか?
奥山さん:一言でいえば、「もっと楽しく、即効性のある価値を届けたい」と思ったからです。
もちろんYouTubeは素晴らしい媒体ですが、成果が出るまでに半年?1年ほどかかることが多い。その間、お客様は常に「本当にうまくいくのか?」という不安を抱えているんですよね。
鳥屋:たしかに、YouTubeは中長期的に育てていくチャネルですから、短期間では成果が見えにくい面がありますよね。
奥山さん:僕たちは全力で取り組んでいても、その不安を完全に取り除くことは難しい。
お客様が「この方向で合っているのか」と悩む姿を見るたびに、どこか申し訳ないような、罪悪感に近い気持ちを感じていたんです。
鳥屋:成果に対する責任感があるからこそ、葛藤もあったわけですね。
奥山さん:そう思います。そんなときに出会ったのが、生成AI(ChatGPT)でした。試しに使ってみてすぐに、「これはすごい」と感じました。
たとえば、文章を書くのが苦手な方でも、プロンプト(指示文)を入力するだけで数十秒で下書きができる。
その結果、「これなら書けそうです!」「すごく助かりました!」といった前向きな声がすぐに届くんです。
自分の知見や工夫が、こんなにスピーディに人の役に立つんだと実感できたのが大きかったですね。
それで、「もっとこの領域でやってみたい」と自然に気持ちが傾いていきました。
鳥屋:顧客にすぐ喜んでもらえるという体験が転機になったのですね。
僕がYouTube運用を続けている理由も、やっぱり「楽しいから」なんですよね。相手にしっかり価値を届けられるし、さまざまな業種の方と関われるのもうれしいですね。
ChatGPTを業務で活かす!実践型AIスキルが身につく注目スクール

鳥屋:現在は生成AIに特化された事業を展開されていますが、具体的にはどのような内容ですか?
奥山さん:現在は「ChatGPT道場」という、生成AIを使いこなすための個人向けスキル習得スクールを運営しています。
ChatGPT道場の目的は、生成AIの可能性を理解し、現場で活用できる人材を育てることにあります。
鳥屋:具体的には、どのようなスキルが学べるのでしょうか?
奥山さん:一言でいえば、ChatGPTを業務の現場で活かす力です。
ライティングやYouTubeの台本作成など、日々の業務にすぐに使えるスキルを、誰でも扱えるレベルにまで落とし込んで、実践形式で指導しています。

YouTubeの運用代行・コンサルティングはBIRDYにお任せください!

株式会社BIRDY(バーディ)は、東京都新宿区を拠点に活動する企業専門のYouTube運用代行・動画制作・コンサルティング会社です。戦略設計から法人チャンネル立ち上げ、撮影・編集、内製化支援まで一気通貫で対応できる日本でも数少ないパートナーとして、上場企業複数社を含め、累計120社以上のYoutube支援・10,000本以上の動画を企画・制作してきました。
代表の鳥屋自身が実際に運用してきたYouTubeチャンネルの知見を活かし、机上の理論ではなく“実戦ベース”で成果を出せるサポートを提供。ビジネス系チャンネル・法人チャンネルのノウハウは日本トップクラスです。マーケティング×制作の両軸から企業YouTubeを成功へと導きます。
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